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日付 :2010/02/06〜2010/02/10
場所 :タイ(カオヤイ・バンコク)
時間 :---
天候 :---
観察者:山本、A氏、A氏、N氏、Y氏、S氏、T氏


アオアシミヤマテッケイ (Scaly-breasted Partridge)
セキショクヤケイ (Red Junglefowl)
ハッカン (SilverPheasant)
シマハッカン (Siamese Fireback)
カイツブリ (Little Grebe)
タケアオゲラ (Laced Woodpecker)
コガネゲラ (Greater Flameback)
ミミアオゴシキドリ (Green-eared barbet)
クロヒゲゴシキドリ (Moustached barbet)
アオミミゴシキドリ (Blue-eared Barbet)
オオサイチョウ (Great Hornbill)
シワコブサイチョウ (Wreathed Hornbill)
キタカササギサイチョウ (Oriental Pied Hornbill)
インドブッポウソウ (Indian Roller)
ブッポウソウ (Dollarbird)
ヤマキヌバネドリ (Orange-breasted Trogon)
ズアカキヌバネドリ (Red-headed Trogon)
カワセミ (Common Kingfisher)
コウハシショウビン (Stork-billed Kingfisher)
アオショウビン (White-throated Kingfisher)
ヤマショウビン (Black-capped Kingfisher)
オニカッコウ (Asian Koel)
ヒメカッコウ (Plaintive Cuckoo)
オニクロバンケンモドキ (Green-billed Malkoha)
オオバンケン (Greater Coucal)
ミドリハチクイ (Green Bee-eater)
ハリオハチクイ (Blue-tailed Bee-eater)
チャガシラハチクイ (Chestnut-capped Bee-eater)
ミドリサトウチョウ (Vernal Hanging Parrot)
ダルマインコ (Red-breasted Parakeet)
ヒマラヤアナツバメ (Himalayan Swiftlet)
ジャワアナツバメ (Edible-nest Swiftlet)
オオハリオアマツバメ (Brown-backed Needletail)
アジアヤシアマツバメ (Asian Palm Swift)
ヒメフクロウ (Collared Owlet)
オオミミヨタカ (Great Eared Nightjar)
オビロヨタカ (Large-tailed Nightjar)
ヤマミカドバト (Mountain Imperial Pigeon)
カノコバト (Spotted Dove)
ベニバト (Red Collared Dove)
ヨコジマオナガバト (Barred Cuckoo Dove)
チョウショウバト (Peaceful Dove)
ハシブトアオバト (Thick-billed Green Pigeon)
アオバト (White-bellied Green Pigeon)
キンバト (Emerald Dove)
シロハラクイナ (White-breasted Waterhen)
セイケイ (Purple Swamphen)
バン (Common Moorhen)
レンカク (Pheasant-tailed Jacana)
アジアレンカク (Bronze-winged Jacana)
ハリオシギ (Pin-tailed Snipe)
タシギ (Common Snipe)
オグロシギ (Black-tailed Godwit)
オオソリハシシギ (Bar-tailed Godwit)
エリマキシギ (Ruff)
タカブシギ (Wood Sandpiper)
イソシギ (Common Sandpiper)
ツルシギ (Spotted Redshank)
コアオアシシギ (Marsh Sandpiper)
アオアシシギ (Common Greenshank)
ミユビシギ (Sanderling)
ヘラシギ (Spoon-billed Sandpiper)
トウネン (Red-necked Stint)
オジロトウネン (Temminck's Stint)
ヒバリシギ (Long-toed Stint)
オバシギ (Great Knot)
コオバシギ (Red Knot)
サルハマシギ (Curlew Sandpiper)
キリアイ (Broad-billed Sandpiper)
セイタカシギ (Black-winged Stilt)
コチドリ (Little Ringed Plover)
シロチドリ (Kentish Plover)
クロエリシロチドリ (Malaysian Plover)
メダイチドリ (Lesser Sand Plover)
オオメダイチドリ (Greater Sand Plover)
ムナグロ (Pacific Golden Plover)
ダイゼン (Grey Plover)
ケリ (Grey-headed Lapwing)
インドトサカゲリ (Red-wattled Lapwing)
チャガシラカモメ (Brown-headed Gull)
アジサシ (Common Tern)
ハシブトアジサシ (Gull-billed Tern)
オニアジサシ (Caspian Tern)
コアジサシ (Little Tern)
クロハラアジサシ (Whiskered Tern)
ハチクマ (Oriental Honey-buzzard)
トビ (Black Kite)
シロガシラトビ (Brahminy Kite)
シロハラウミワシ (White-bellied Sea Eagle)
カタグロトビ (Black-shouldered Kite)
チュウヒワシ (Short-toed Snake Eagle)
チュウヒ (Eastern Marsh Harrier)
マダラチュウヒ (Pied Harrier)
カンムリオオタカ (Crested Goshawk)
タカサゴダカ (Shikra)
アカハラダカ (Chinese Spallowhawk)
ツミ (Japanese Spallowhawk)
オオタカ (Northern Goshawk)
サシバ (Grey-faced Bazzard)
ノスリ (Common Buzzard)
カラフトワシ (Greater Spotted Eagle)
カザノワシ (Black Eagle)
アカハラクマタカ (Rufous-bellied Eagle)
カワリクマタカ (Changeable Hawk Eagle)
クマタカ (Mountain Hawk Eagle)
チョウゲンボウ (Common Kestrel)
ハヤブサ (Peregrine Falcon)
アジアコビトウ (Little Cormorant)
インドヒメウ (Indian Cormorant)
コサギ (Little Egret)
ダイサギ (Great Egret)
チュウサギ (Intermediate Egret)
アマサギ (Cattle Egret)
アカガシラサギ (Pond Heron)
アオサギ (Grey Heron)
ムラサキサギ (Purple Heron)
ササゴイ (Little Heron)
スキハシコウ (Asian Openbill)
オナガヒロハシ (Long-tailed Broadbill)
アオバネコノハドリ (Blue-winged Leafbird)
キビタイコノハドリ (Golden-fronted Leafbird)
ルリコノハドリ (Asian Fairy Bluebird)
アカモズ (Brown Shrike)
タカサゴモズ (Long-tailed Shrike)
ヘキサン (Common Green Magpie)
ハシブトガラス (Large-billed Crow)
コウライウグイス (Black-naped Oriole)
アサクラサンショウクイ (Black-winged Cuckoo-shrike)
ヒイロサンショウクイ (Scarlet Minivet)
チャイロサンショウクイ (Swinhoe's Minivet)
サンショウクイ (Ashy Minivet)
オウチュウ (Black Drongo)
ハイイロオウチュウ (Ashy Drongo)
カンムリオウチュウ (Spangled Drongo)
カザリオウチュウ (Greater Racket-tailed Drongo)
ハイイロモリツバメ (Ashy Woodswallow)
ヒタキサンショウクイ (Bar-winged Flycatcher-shrike)
ムナオビオウギヒタキ (Pied Fantail)
クロエリヒタキ (Black-naped Monarch)
イソヒヨドリ (Blue Rock Thrush)
オレンジジツグミ (Orange-headed Thrush)
コサメビタキ (Asian Brown Flycatcher)
オジロビタキ (Red-throated Flycatcher)
オオルリ (Blue-and-white Flycatcher)
ロクショウヒタキ (Verditer Flycatcher)
ハイナンヒメアオヒタキ (Hainan Blue Flycatcher)
ミヤマヒメアオヒタキ (Hill Blue Flycatcher)
シキチョウ (Oriental Magpie Robin)
アカハラシキチョウ (White-rumped Shama)
ノビタキ (Siberian Stonechat)
クロノビタキ (Pied Bushchat)
カラムクドリ (White-shouldered Starling)
カバイロハッカ (Common Myna)
オオハッカ (White-vented Myna)
キガシラムクドリ (Golden-crested Myna)
キュウカンチョウ (Hill Myna)
ホオジロムクドリ (Asian Pied Starling)
クビワムクドリ (Black-collared Starling)
サルタンガラ (Sultan Tit)
イワツバメ (Asian House Martin)
ツバメ (Barn Swallow)
コシアカツバメ (Red-rumped Swallow)
オオコシアカツバメ (Striated Swallow)
チョウセンメジロ (Chestnut-flanked White-eye)
ハイバラメジロ (Oriental White-eye)
エボシヒヨドリ (Black-crested Bulbul)
キビタイヒヨドリ (Stripe-throated Bulbul)
メグロヒヨドリ (Yellow-vented Bulbul)
ミミジロヒヨドリ (Streak-eared Bulbul)
コウラウン (Red-whiskered Bulbul)
ノドジロカンムリヒヨドリ (Puff-throated Bulbul)
アオハウチワドリ (Yellow-bellied Prinia)
アジアマミハウチワドリ (Plain Prinia)
セッカ (Zitting Cisticola)
タイワンセッカ (Golden-headed Cisticola)
オオヨシキリ (Oriental Reed Warbler)
ハシブトオオヨシキリ (Thick-billed Warbler)
マングローブセンニョムシクイ (Golden-bellied Gerygone)
オナガサイホウチョウ (Common Tailorbird)
カラフトムジセッカ (Radde's Warbler)
キマユムシクイ (Yellow-browed Warbler)
メボソムシクイ (Arctic Warbler)
フタオビヤナギムシクイ (Two-barred Greenish Warbler)
ヒマラヤムシクイ (Blyth's Leaf Warbler)
オジロムシクイ (White-tailed Willow Warbler)
ハクオウチョウ (White-crested Laughing-thrush)
タイカンチョウ (Black-throated Laughing-thrush)
ムナフジチメドリ (Puff-throated Babbler)
マミジロマルハシ (White-browed Scimitar Babbler)
クロサザイチメドリ (Limestone Wren-Babbler)
ムナフムシクイチメドリ (Striped Tit-Babbler)
アカバネモズチメドリ (White-browed Shrike-Babbler)
ハシブトハナドリ (Thick-billed Flowerpecker)
ハナドリ (Fire-breasted Flowerpecker)
ホオアカコバシタイヨウチョウ (Ruby-cheeked Sunbird)
キバラタイヨウチョウ (Olive-backed Sunbird)
ツメナガセキレイ (Yellow Wagtail)
キセキレイ (Grey Wagtail)
マミジロタヒバリ (Richard's Pipit)
ヒメマミジロタヒバリ (Paddyfield Pipit)
セアカスズメ (Plain-backed Sparrow)
スズメ (Eurasian Tree Sparrow)
キムネコウヨウジャク (Baya Weaver)
コシジロキンパラ (White-rumped Munia)
シマキンパラ (Scaly-breasted Munia)

計 205 種




2月6日〜2月11日にタイへ鳥見に行ってきました。 

−1日目−
成田空港では半端な時期なのに、チェックインやら出国手続きやらするのに人が
結構並んでるのに驚き。この時期海外行く人結構いっぱいいるんだ、、、 

ほぼ定刻通りで、約7時間で到着。時差は2時間。 


飛行機から降りるともわっとした熱気に体が包みこまれて、思わず 
「あっついっ」とこぼしてしまった。さすがタイです、冬でもこの暑さ。

空港では現地のガイドさんと合流し、早速ワンボックスカーでバンコクからカオヤイへ。



車からは電線にとまるオウチュウやムクドリ類、スキハシコウが飛んでいるのが見えたり。
途中、休憩で寄ったガソリンスタンドは日本にもあるようにコンビニのようなお店が隣接していて、
お菓子やインスタント食品、雑貨などの品揃えは日本と対して変わらない印象でした。 

出発して4時間くらいでカオヤイのホテルに到着。辺りはもう真っ暗に。
カオヤイはタイでは避暑地のような場所で、標高もそこそこあります。

このホテルのロビー前の小さい木をねぐらにしてる小鳥がいて、名前は、オナガサイホウチョウなんですが場所が、 



こんなところに。 

1日目はこんな感じで移動だけで終了。


−2日目−

5時起床、5時30分に朝食。 
朝食はホテルでビュッフェ形式なんですが、早朝の貸し切り状態で準備してくれました。
パンやベーコン、サラダに卵系の料理、食後のデザートとコーヒー。



6時に出発。
まだ少し暗いですが、6時にカオヤイ国立公園のゲートは開くため、大体それに合わせての出発。
車で少し山を登り、見渡しの良い所でまず鳥待ちに。 

間もなく明るくなり始めると、 
カンムリオウチュウやハシブトアオバト、ブッポウソウやキタカササギサイチョウ、エボシヒヨドリ、
ミドリサトウチョウなどなどが出てくる出てくる。 




カンムリオウチュウは1本の木に2、30羽とまっていたり、たくさんいる感じでした。 




このエボシヒヨドリ、この辺にはたくさんいるそうで英名が「Black-crested Bulbul」なので、
頭文字を取ってBCB(びーしーびー)と略して呼んでいるそうです。
私は、BCBで覚えて、和名は覚えてなかったり・・・

何かいないかと探していたら、アオバト発見。既に見たハシブトアオバトとは違う。タイには日本と違ってアオバトの
種類が結構多いので、なんだろう?とガイドさんに尋ねたところ、予想外に興奮しているご様子。結局、実際にいたのは
日本にいる種類と同じアオバトでした。

残念という感じでしたが、ここで見るのはガイドさんも初めて見たらしい。アオバト自体はタイにもいるそうですが、
もっと北の方とのこと。ところ変わればという奴を実感。

その他、ドバトが飛んだり、ロクショウヒタキやらカンムリタカやらコガネゲラやらコノハドリなど出て、 





少し移動しようかとなった時にゾウが出たとの情報が。是非とも見たいということで、現場に急遽車で移動することに。 

残念ながらもう行ってしまった後でした。。。 

しかし、ここでアサクラサンショウクイとかオナガヒロハシなど、また違った鳥を見ることが出来ました。


なんとか写真に写ったオナガヒロハシ


ちょっと移動しながら猛禽やアマツバメ類、モリツバメなんかが飛んでいるのを見つつ移動。 

川が横に流れている公園のヘッドクォーターで休憩。 

昼食までの少しの時間、少し歩いたり、川を眺めているとササゴイやアカガシラサギ、カワセミにアオショウビン、
オジロビタキ、イソヒヨドリが。 

キャンプ場みたいな所に歩いていくと、 


サル


リス


シカ


鳥の数は日中近くになったこともあって少なくなってきましたが、 


ヤマキヌバネドリ


アオミミゴシキドリ

など見れてなかなか。 

ちなみに、ここのイソヒヨドリは腹が青い日本のとは別亜種のアオハライソヒヨドリ。 


そんなこんなで昼食の時間。昼食はこんな感じ。 

昼食はヘッドクォーターで摂り、車で移動。移動中に急に車が止まったかと思ったら、オオサイチョウが。
こいつは本当にデカイです。嘴から尾の先までで、1m以上あります。 
こんなでかい嘴で器用に小さい木の実をつまんで口の中へ放り込んでました。 


オオサイチョウ

ずっと木の実食べてました・・・おかげでゆっくりじっくり見ることができてラッキー。さらにテナガザルまでも同じ木に。 


<シロテテナガザル>

多分4頭ほどのシロテテナガザルが1本の木にいて、1頭は子供つれてました。
声は大きいのでこれまでも聞えていたんだけど、まさか見れるとは思ってなかったので、ラッキーでした。 
オオサイチョウは今回の目玉の一つだったのでじっくりと結構近くで見れたのはすごい良かったです。 


オオサイチョウとテナガザルを堪能した後、移動して公園敷地内のキャンプ場へ。 

ちょっと林に入ったところで、待つこと数分。 

ハイナンヒメアオヒタキやらアカハラシキチョウが出てきてくれたり、、 


ムナフジチメドリ

がピョコピョコ姿を見せたり、してると目当てのオレンジジツグミが。 


オレンジジツグミ


ここで、私は平気でしたが一緒にいた人の足元にヒルがよってきたらしい。ちょっと見たかったかも・・・

その後、キャンプ場でハナドリなどの小鳥やらミミアオゴシキドリなど。 


ミミアオゴシキドリ


さらに、木の陰に見え隠れするカザリオウチュウ


カザリオウチュウ

や


タケアオゲラ



次に向かったのは、コウモリの洞窟で、夕方になると話によると200万匹ものコウモリが洞窟からエサをもとめて飛び出す
という場所。コウモリを見にというわけではなく、このコウモリを狙って群れに飛びこむ猛禽類の鳥を見に。 


夕方前に場所につき、鳥を見つつコウモリが飛び出すのを待ってました。
見れたのは、バンケンやクロノビタキ、タイワンセッカなど。



クロノビタキ


タイワンセッカ


夕暮れになり、コウモリが洞窟から帯状の影をつくりながら飛び出してきて凄い光景 




猛禽はノスリやらサシバ、たまたま通りかかった?マダラチュウヒやら。 


コウモリは少なくとも30分は途切れる事無く飛び出し続けてました。 


帯状の黒いもやっとなってるのが全部コウモリ。 

夕飯を外で済ませてホテルへ。


−3日目−

朝5時起床、5時半に朝食。
ガイドさんが今日から一人追加です。 

6人に対してガイド3人+運転手さん。この運転手さんも鳥の保護活動をしているらしく、肩にオオサイチョウのワッペン?
のようなものを付けてましたし、この日、運転手さんの実力が!

まず、前日より高いところまで車で山に登ります。霧がでていて残念なのか出ていたからなのか、軍の施設のあるところで
ちょっとしたバードウェーブ。

ハナドリやらヒタキサンショウクイ、区別できるかぁというムシクイ達が、ワラワラと。 

カンムリオウチュウとハイイロオウチュウは結構たくさんおりました。 

去り際に、霧の中のヤマミカドバト。

そこから坂を少し歩いていくとカラフトムジセッカ。 
で、その後にズアカキヌバネドリが。 
飛び去ったと思ったら、 
近くに巣らしき樹洞があり、器用に入っているではないか! 




ズアカキヌバネドリ


静かに堪能させてもらいました。 
巣の横にある小道を静かに通り奥に進み、開けたところに出たとたんカザノワシが目の前に! 


カザノワシ 

さらに、そこでアカバネモズチメドリの雌が目の前に。 


アカバネモズチメドリの雌 


そしてもう少し開けたとこまで足を進めて、こんな断崖絶壁で猛禽ねらいに。 


クマタカやカンムリオオタカ、オオタカ、それ以外に小鳥などもちらほらと見ることが出来ました。 


そして帰り道、

車からまだ結構離れたところの林の中まで運転手さんが来て何か言ってます。 
Silver Phesant。和名ではハッカン。 

簡単に言うと白い雉。これも見たかった一つ。実は車で山に登る途中で雌は見れたのですが、雄は見れてなかった。 
白いのは雄なので、やっぱり雄も見たかったのです。 

運転手さん先導で、ゆっくり進と、白い尻尾が。しかしどんどん林の中に行ってしまいます。ちょっと見てると頭が見え、
足が見え、体が見えと、草木で全身を同時には見れなかったのが残念ですが、良い鳥が見れました。 
運転手さんグッドジョブです!どうも探してくれていたらしく、見つけて呼びにきてくれたみたい。 

あんな白く目立つのになかなか見れないらしい。音を立てずにゆっくり歩いていたのが印象的でした。 

次の場所へ移動。チャガシラハチクイは営巣地の周りをかなりの数が飛び回っており、近くの池にはインドトサカゲリが2羽。 
短い草地にはヒメマミジロタヒバリなども。 

その後、昼食を食べ、ちょっと休憩後にちょっとした小道へ寄り道。 

そこで、ニワトリというか軍鶏?って感じのシマハッカンの雄を見ることができました。 

こんな大木があったり。


ふとワッサワッサと大きな羽音が聞えて、近くでとまったような感じ。しかし、草木が茂っていてその姿をみれず、
諦めかけていたときにガイドさんが、隙間を抜けて見れるところを探し当ててくれました。 

そこにいたのは、 



シワコブサイチョウ♂

最初は雄のみでしたが、 


シワコブサイチョウ♀

雌も飛んできて、どうも求愛行動してるらしく、雄が雌へ木の実をあげようとしていました。 

そのうち雄が飛び去り、雌もとんだかと思ったら、近くの木にとまり、 


シワコブサイチョウ巣作り 

すごい格好で巣作り?をしているようでした。 
なかなか良いものが見れて良かった〜。 

その後、今度は草原のようなところに行き、途中で 
ゾウが通った跡があったり、鳥はノビタキやコウラウン、タカサゴモズなど。 

水辺を見渡せるような場所に櫓のようなものがあり、そこからイソヒヨドリが愛想を振りまいてくれました。 

日本のとはちょっと違う(八重山あたりではたまに出るらしいけど)、アオハライソヒヨドリ。 


夕方になり、オオミミヨタカを見に移動して日が暮れるのを待つことに。 

そこでは、 

インドトサカゲリやコウハシショウビン、シロハラクイナ、キュウカンチョウなど。 

日が暮れると、頭上をオオミミヨタカが飛んでいくのを観察。 
猛禽みたいで格好いいねやっぱり。 


この日の夜は公園内のナイトサファリに参加するため、公園のヘッドクォーターで夕食。
夕食後、近くに出没したのはなんと 



ヤマアラシ 

でかい。背中に竹が刺さっている感じの塊が2個。ワサワサと動き回っている! 

遠巻きに写真。でも他の観光客?が追い回してたのでかわいそうでした。 
が、逆に向かってこられたら危ない感じも・・・ 


ナイトサファリは、 



こんな車の荷台に乗って。公園内を手持ちライトでてらしながら動物達を探す感じ。
見れたのは1匹のジャコウネコとサル、シカがたくさん。 

結構、暇でウトウトしてしまったり・・・ 
ということで、この日はこれで終了。 

−4日目−

カオヤイは最終日。 

前日と同じように5時半に朝食。その前にすぐ出れるように荷造りも。 

まずは、山道を歩いて鳥探し。 

復習な感じで、 
BCBとかヒタキサンショウクイ、ルリコノハドリ、オナガヒロハシ、ヒヨドリ類、オウチュウ類などでて楽しませてくれます。 


ハイイロオウチュウ 

初めての鳥では、タイカンチョウやマミジロマルハシなどがなんとか姿をみることが出来ました。 

運のいいことに3日連続でキヌバネドリも見れたし、ニワトリの親子も見れました。 

英名は、Red Junglefowl 
和名はセキショクヤケイ 

ニワトリの原種と言われている鳥です。

この親子は道の端の落ち葉などを漁りつつ、反対側に横断するのを見計らうように、行ったりきたり繰り返していて、
成鳥雄1を含む4羽くらいの家族でした。 



こんな感じで横断中。 

その後もキタカササギアイチョウ、シワコブサイチョウ、オオサイチョウが飛んで行くのが見れたりなかなか。 

車に戻り際、 


アカハラクマタカ 

休憩がてらに寄ったお店の前で、缶ジュースを飲んでいたら目の前に 


セキショクヤケイ 

が出てきたり、近くの木に 


オニクロバンケンモドキ 

が飛んできたりと油断できない 

そいうこうするうちに、 
ホテルのチェックアウトの時間を12時位に遅らせてもらってるとはいえ、そろそろ戻らないといけない時間になり、
カオヤイ国立公園とは別れ、帰り際にダルマインコのねぐらで、 


ダルマインコ 


ホテルに戻って荷物をまとめてロビーへ。 
少し時間があったのであらためて自分たちが泊まったホテルを見て回ることに。 
そもそも、初日にホテルに着いたのが夜。朝6時にはホテル出発してる毎日だったため、昼間のホテルは初めてだったり・・・ 



ホテルを出発して、途中で日中は暑くて鳥もあまり出ないこともあり、ゆっくりと昼食を食べる。 
この時、現地のガイドさん達がアイスを食べだしたので、自分も欲しかったのですが、現地のガイドさんに腹壊すから
やめとけと、現地の人の特権だとそんなことをおっしゃってました。やっぱり怖いのだね・・・

バンコクへ向けて移動中、1種の鳥を見に寺院に寄り道。 
目的の鳥は、Limestone Wren-Babbler 

名前の通り、石灰岩の岩場をエサ場としている鳥らしい。 
そして、到着したところもそんな雰囲気の場所でした。 



運良く探し始めて間もなく、その姿を見つけました。 
しかも近くに寄ってきてくれました。 


クロイサザイチメドリ 

地味な鳥ですが岩場をチョロチョロ登ったり降りたりしてて、面白い動きしてて見てて飽きない感じでした 

また、ここでは、カニクイザルやアカハラシキチョウも。 

そして、予定よりクロサザエチメドリで時間を使わなかったので、鳥が降りてる田んぼで小一時間。 





シギチも降りていて、この辺は日本でも同じみな鳥もちらほらと。 
ケリがたくさんいたのですが、こちらではそこそこ珍しくガイドさんが少し興奮してました。
シギチはタカブシギやコチドリ、ツルシギなども。 
そのほか、レンカクやアジアレンカク、ヒメカッコウ、ハリオハチクイ、ムクドリ類複数種などなどが出て
車道の横のちょっとした場所なのに飽きない場所でした。

4日目の鳥見はこれで終了。


−5日目−

鳥を見るのは最終日。 

朝は同じく5時起きの5時半朝食。 
ここのホテルでもこの時間にちゃんと朝食が用意されてました・・・ 
朝早く出るのはバンコク市内の渋滞に巻き込まれないためとのこと。 

6時に出発。まだ暗いので車の中で少し睡眠。 


途中、ガソリンスタンドで休憩。 
栄養ドリンクを買って飲んでみました 
炭酸のないオロナミンみないた味でした。。。 


この日はバンコク周辺をシギチと猛禽をメインで探しました。 

ハッカチョウやらホオジロムクドリも降りてましたが、タカブシギやコアオアシシギ、ムラサキサギ、アカガシラサギ、
レンカクなどなど。 

脇の道には、ハシブトオオヨシキリやアジアマミハウチワドリなど。 


レンカク 

1羽いたジシギは見てハリオシギ。

ちょっとした湿地にシギチが普通にたくさんいて、サギも数種類混じっていて、今の日本では考えられない良い環境
だなぁとか思いながら見てました。 
この場所の去り際、電線に止まっていたツバメがコシアカツバメとツバメと思っていたのが、オオコシアカツバメだったらしい。 

次は、海の近くまでシギチとアジサシを見に移動。 
到着したところは塩田。 



見晴らしの良い、広い塩田。 
遠くにシギチの群れがいるのが見えます。 
アジサシも飛び回ってます。 

この塩田にフラミンゴが1羽いたのですが、これはさすがに篭脱けらしい。でもレアで記録はあるとのことでした。
間際らしいのはどこも一緒みたいです(笑)。

ちょっと遠いけどヘラシギ(右)とシロチドリ(左) 
オニアジサシも良く飛んでました。 


結局シギチはセイタカシギ、コアオアシシギ、サルハマシギ、オグロシギはたくさんいました! 
オニアジサシは本当に大きいです。実物見て驚きでした。

移動して公園というか保護地区みたいなところに。 
すぐ脇の塩田にチャガシラカモメが降りてて、じっくりと。 

公園では簡単に園内を見て回って、お昼。
魚(シーバスといってたからスズキの仲間?)もカニも美味しかったです。



食後、オウチュウガ近かったので写真。 


オウチュウ

移動して、砂浜にいるチドリを見に。
移動の車中で、ヤマショウビンの姿を何度か見ることが出来ました。 

で、目的のチドリは、 


クロエリシロチドリ 


今度は猛禽を見に開けた場所へ移動。 
移動中も油断できない。 

移動中にミドリハチクイ、セイケイ、シロガシラトビ。

また、猛禽が田んぼに降りてるのを発見。カラスが寄ってきて、飛び出したらカラフトワシでした。




田園地帯でトビとチュウヒワシ、それと 


スキハシコウ 

しっかり見れていない、アジアレンカク探しに湿地へ。 
なんとか、ちゃんと見ることが出来ました。 

そして時間はもう夕方となり帰り道についたそのとき、 

ホバリングしている猛禽が2羽。


カタグロトビ

かっこいい猛禽でした 


長いようで短かったタイの鳥見はこれで終了。
11日は帰りの移動のみ。



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